高校情報Ⅰ・Ⅱ動画教科書/情報処理技術者試験対策

高校情報Ⅰ・Ⅱ動画教科書/情報処理技術者試験対策 勉強方法などを紹介 これから受験するにあたっての勉強工程を紹介

システムアーキテクト、プロジェクトマネージャ共通で使える論文ネタ(移行関連)

移行関連の論文ネタです。

 

■論文ネタ38 データ移行フロー(PM H22午後1 問3 抜粋)
・現行システムのデータを新システムに適した形に変換したうえで、新システムに反映さ
せる(以下、データ移行という)。変換は、移行プログラムによって行う。
・利用部門へのサービス提供時間帯を避けて実施するので、6時間以内に終えなければい
けないという制約がある。

 

 

 

【データ移行計画】
(1)移行方式設計
方式候補は次の①~③になる


①全てのデータ移行を、本番移行だけで行う
②本番移行に先立ち、本番移行までの間に現行システムで変更されることのないデータ
を出来るだけ多く新システムにデータ移行しておく。残りのデータ移行を本番移行で行う。
③本番移行に先立ち、現行システムの全てのデータを対象にデータ移行を行う。その後
に現行システムで変更されたデータを対象に本番移行を行う。


(2)移行プログラムの開発
データ移行に用いるプログラムの製造、単体テスト結合テストを行う。


(3)移行総合テスト
移行方式設計で決定したデータ移行方式によって、データ移行を行い、新システムデータ
を作成する。
新システムに反映した後、データ件数やデータ内容を確認する。
さらに、現行システムと新システムで業務処理を実行して課金システムへ提供する課金イ
ンタフェースファイルを作成する。課金インタフェースファイルの仕様は変更されていな
いので、両システムの処理結果は一致しなければならない。処理結果を比較し、新システ
ムのデータが正しく作成できている事を確認する。
移行総合テストは、新システムの本番稼働向けに構築した環境で行う


(4)移行リハーサル
移行方式設計で設計したデータ移行の一連作業手順を実施して、手順の正しさを検証す
る。
また、その作業手順で作成した新システムのデータの確認も行う。さらに、本番移行が制
約の下で確実に実施出来る事を検証する。移行リハーサルは、新システムの本番稼働向け
に構築した環境で行う。


(5)移行実施
移行リハーサルで検証した一連の作業手順に従ってデータ移行を行う。

 

 

動画で解説!!!

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