高校情報Ⅰ・Ⅱ動画教科書/情報処理技術者試験対策

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プロジェクトマネージャ試験 午後Ⅱ論述『プロジェクトの特徴について』論文サンプル

プロジェクトマネージャ試験の論文対策として
どのテーマの論文でも問われるのが
『プロジェクトの特徴』であるびっくり

今回は、このプロジェクトの特徴での論文サンプルを紹介しますぶちゅー

まず、見てほしいのが採点講評
代表として平成27年のものを


じつは、これは平成27年だけではなく毎年のように、『プロジェクトの特徴』について「悪かった点」が述べれれているガーン

つまり、「プロジェクトの特徴」についてちゃんと書ければ、A評価が近づくということになるラブ

「プロジェクトの特徴」とは何か!?

プロジェクトは無数に存在する
その中で今回のプロジェクトにおいての特徴を述べる必要がある。

で・・・・特徴とは???

ズバリ!
「納期」「品質」「予算」
の観点である

しかし、
どんなプロジェクトでも納期・品質・予算(コスト)は大切!
 

特徴とは・・今回のプロジェクトでは他のプロジェクト比べて特に強調すべき点を挙げる必要がある

論文は出だしが肝心!

出だし=プロジェクトの特徴である!

後の設問2,3で問われている内容と整合性をが合う特徴を述べる必要がある。

例えば、品質についての設問なのに特徴を「納期」としていると後の文章との整合性を保つのに厳しくなる。


逆に「コスト」について問われているのに特徴を「納期」に特化するとこちらも後の文書を書くのが厳しくなる。

どんなことを論述すればいいの?
私の方で論文例を考えましたおねがい


①納期
 ・今回のプロジェクトの特徴は、納期である。
  ライバル社A社は2017年4月にサービスを開始すると、公に周知している。
  ライバル社への顧客流出を防ぐため当社では2017年2月に稼働開始することが必須条件となっている。そのため、徹底した進捗管理を行うことが重要であると考えた。
プロジェクト期間は10か月間で余裕のないスケジュールとなっている。



②品質 ⇒ 信頼性、機能性、性能 等  定量的に表せるものを優先する
 ・今回のプロジェクトの特徴は、品質(信頼性)である。
 これまでのプロジェクトでは稼働開始後3ヵ月で平均5件の商用故障が発生した
 商用故障は社の信頼を損ねる為、経営課題となっている。
 そこで、今回のプロジェクトでは、商用故障0件とする為の品質対策が求められている

③コスト(予算)

 ・今回のプロジェクトの特徴は、予算(コスト管理)である。
  取引実績のないA社との今後の取引拡大を目的としている為、
  当社の能力をアピールする必要があった。
  そのため、採算ぎりぎりの契約とせざるを得なかった。 
  コスト超過は絶対に許されない為、徹底したコスト管理を行うため、
  アーンドバリューマネジメント手法(EVM)を採用した。


プロジェクトの特徴の論文サンプルがもっとほしい方!照れ
以下で動画解説しています。


でも、お金がない方!
午後Ⅰからネタ集めが出来ます。

 

例)平成26年

でも、「7つの突破口」ではそのネタ集めする必要はなく
過去15年分午後Ⅰをベースに使えるネタを何十パターンも集めて動画解説しています。

 

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私のA評価をもらった論文(プロジェクトの特徴)

「7つの突破口」では以下を格子作成から徹底動画解説します!

 

2017年4月16日 プロジェクトマネージャ試験 午後Ⅱ 問2 再現論文(一部抜粋版)

◆事前アンケート

プロジェクト概要:情報通信機器販売会社(A社)顧客管理システム再構築プロジェクト

立場:大手SI企業 プロジェクトマネージャ 

管理対象人数最大:15名

工数:200人月

期間:2013年4月~2014年2月

制約事項(プロジェクトの特徴)

 納期:2014年3月から開始される春の商戦に間に合わせること

 品質:商用故障0件(商用故障多発が経営課題)

※過去の類似プロジェクトは商用開始後6カ月で平均4件の商用故障が発生

システムの利用人数:各都道府県に2店舗×4人=300人位(端末100台位)

 

■1章⇒800字以内 2章⇒800~1600字 3章⇒600字以上

1プロジェクトの特徴と品質管理計画で考慮した点

1.1プロジェクトの特徴

私は大手SI企業(B社)に勤めて15年になる。今回論述するのは情報通信機器販売会社(A社)の顧客管理システム再構築のプロジェクトである。私がA社の現行システムに携わったことから、再構築プロジェクトのプロジェクトマネージャに任命された。

A社の現行システムは稼動開始されて10年が経過しており、度重なる要件追加の影響で保守性が著しく低下している。また、そのことに起因する商用故障も発生している。そこで、システムの構造を見直し、保守性を高め現行と同等の案件を取り込む際にも10%の経費削減を目標としてプロジェクトが開始された。

 

プロジェクトの特徴としては、納期と品質である

納期については、2014年3月から開始される春の商戦に間に合わせることが経営者会議での決定事項であり2014年2月末に稼動開始することが強く求められている。

 

品質に関しては、「稼動開始後の6ヶ月間の商用故障0件」が掲げられている。高い信頼性が求められている。

 

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