プロジェクトマネージャ試験 論文サンプル 「兆候」をテーマにした問題(進捗遅延)の例
プロジェクトマネージャの論文対策として、論文サンプルを載せている参考書は多いが、短文問題形式にしている参考書は殆どない
そこで、不定期ではありますが、論文で使えるネタを一問一答形式で出題します
はじめに「兆候」について考えてみました(*^▽^*)
■問題1(論文の過去問より考えた問題)
進捗遅延の「兆候」として考えられるものを答えよ
答え
↓
■答え
・残業時間の増加
・生産性の悪化
・顔色が悪い、体調不良、遅刻欠席の多発
・レビュー指摘件数の多発
※マーカー部分は最重要
気をつけなければいけないのは、「兆候」に対する言葉として「顕在化」がある。
進捗遅延の「兆候」として許されるのは上記のとおりである。(過去問から抜粋)
兆候について問われているのにSPIが0.9となったなど顕在化した問題点を書いた時点でOUTだと思っていい。
・残業時間の増加
残業でカバーしているので、その日の進捗としてはカバーできている=進捗遅延していない
※残業代が発生しているので、コスト観点では超過している可能性はある
・生産性の悪化
生産性のが悪化すると、進捗遅延につながる。
厳密に言えば兆候に入らないかもしれないが、過去問を見る限りこれは兆候例として使える
・顔色が悪い、体調不良、遅刻欠席の多発
その人が倒れて会社来なくなってしまったら、進捗遅延につながる
・レビュー指摘件数の多発
指摘が多発することで、「手戻り」が発生し結果的に進捗遅延につながる可能性がある
上記を含め、論文サンプルを多数動画解説
沢山の引き出しを増やしたい方は
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実は昔は資格マニア? 10年ぶりの資格取得、、、これまでの保有について
プロジェクトマネージャ試験に合格しましたが、
実は約10年前にソフトウェア開発技術者(現 応用情報技術者)に合格して以来の資格取得です。
IT業界に入ったときにソフトウェア開発技術者に受かることが最終目標だったので、それで当時は満足・・・そして10年経過
プロジェクトマネージャなんて「神の領域」と思っておりました
実は、15歳~25歳(約10年前・・)の時は、資格マニアまではいかないまでも、今考えると結構多くの資格取得していました(学生のときヒマだったし
保有資格一覧、若いころ順に並べます
・英検3級(中学3年)
初めての資格ゲット
・英語検定準2級(大学1年)
・英語検定2級(大学1年)
W受験でW合格
・福祉住環境コーディネータ3級(大学3年)
今としては全く覚えておりません
・秘書技能検定2級(大学4年)
まわり女の子ばっかりだったような
・初級システムアドミニストレータ(大学4年)
ぎりぎり合格点だったような
・MOUS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)エクセル一般(社会人1年目)
・MOUS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)ワード一般(社会人1年目)
・MOUS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)エクセル上級(社会人1年目)
ワード上級はぎりぎり落ちた覚えが・・受験料1万
・パソコン検定1級(アビバでやってたやつ)
・基本情報処理技術者(社会人3年目)
・ソフトウェア開発技術者(社会人4年目)
・SJC-P SUN認定 JAVAプログラマ(社会人4年目)
・SJC-WC SUN認定 JAVA WEBコンポーネントディベロッパ(社会人4年目)
↓
↓
10年のブランク
↓
・プロジェクトマネージャ試験
プロジェクトマネージャ試験おすすめ講座 7つの突破口!
と、こういう流れです。
プロジェクトマネージャ試験 午後Ⅱ論述『プロジェクトの特徴について』論文サンプル
プロジェクトマネージャ試験の論文対策として
どのテーマの論文でも問われるのが
『プロジェクトの特徴』である
今回は、このプロジェクトの特徴での論文サンプルを紹介します
まず、見てほしいのが採点講評
代表として平成27年のものを
じつは、これは平成27年だけではなく毎年のように、『プロジェクトの特徴』について「悪かった点」が述べれれている
つまり、「プロジェクトの特徴」についてちゃんと書ければ、A評価が近づくということになる
「プロジェクトの特徴」とは何か!?
プロジェクトは無数に存在する
その中で今回のプロジェクトにおいての特徴を述べる必要がある。
で・・・・特徴とは???
ズバリ!
「納期」「品質」「予算」の観点である
しかし、
どんなプロジェクトでも納期・品質・予算(コスト)は大切!
特徴とは・・今回のプロジェクトでは他のプロジェクト比べて特に強調すべき点を挙げる必要がある
論文は出だしが肝心!
出だし=プロジェクトの特徴である!
後の設問2,3で問われている内容と整合性をが合う特徴を述べる必要がある。
例えば、品質についての設問なのに特徴を「納期」としていると後の文章との整合性を保つのに厳しくなる。
逆に「コスト」について問われているのに特徴を「納期」に特化するとこちらも後の文書を書くのが厳しくなる。
どんなことを論述すればいいの?
私の方で論文例を考えました
①納期
・今回のプロジェクトの特徴は、納期である。
ライバル社A社は2017年4月にサービスを開始すると、公に周知している。
ライバル社への顧客流出を防ぐために当社では2017年2月に稼働開始することが必須条件となっている。そのため、徹底した進捗管理を行うことが重要であると考えた。
プロジェクト期間は10か月間で余裕のないスケジュールとなっている。
②品質 ⇒ 信頼性、機能性、性能 等 ※定量的に表せるものを優先する
・今回のプロジェクトの特徴は、品質(信頼性)である。
これまでのプロジェクトでは稼働開始後3ヵ月で平均5件の商用故障が発生した。
商用故障は社の信頼を損ねる為、経営課題となっている。
そこで、今回のプロジェクトでは、商用故障0件とする為の品質対策が求められている。
③コスト(予算)
・今回のプロジェクトの特徴は、予算(コスト管理)である。
取引実績のないA社との今後の取引拡大を目的としている為、
当社の能力をアピールする必要があった。
そのため、採算ぎりぎりの契約とせざるを得なかった。
コスト超過は絶対に許されない為、徹底したコスト管理を行うため、
アーンドバリューマネジメント手法(EVM)を採用した。
プロジェクトの特徴の論文サンプルがもっとほしい方!
以下で動画解説しています。
でも、お金がない方!
午後Ⅰからネタ集めが出来ます。
例)平成26年
でも、「7つの突破口」ではそのネタ集めする必要はなく
過去15年分の午後Ⅰをベースに使えるネタを何十パターンも集めて動画解説しています。
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私のA評価をもらった論文(プロジェクトの特徴)
「7つの突破口」では以下を格子作成から徹底動画解説します!
2017年4月16日 プロジェクトマネージャ試験 午後Ⅱ 問2 再現論文(一部抜粋版)
◆事前アンケート
プロジェクト概要:情報通信機器販売会社(A社)顧客管理システム再構築プロジェクト
立場:大手SI企業 プロジェクトマネージャ
管理対象人数最大:15名
工数:200人月
期間:2013年4月~2014年2月
制約事項(プロジェクトの特徴)
納期:2014年3月から開始される春の商戦に間に合わせること
品質:商用故障0件(商用故障多発が経営課題)
※過去の類似プロジェクトは商用開始後6カ月で平均4件の商用故障が発生
システムの利用人数:各都道府県に2店舗×4人=300人位(端末100台位)
■1章⇒800字以内 2章⇒800~1600字 3章⇒600字以上
1プロジェクトの特徴と品質管理計画で考慮した点
1.1プロジェクトの特徴
私は大手SI企業(B社)に勤めて15年になる。今回論述するのは情報通信機器販売会社(A社)の顧客管理システム再構築のプロジェクトである。私がA社の現行システムに携わったことから、再構築プロジェクトのプロジェクトマネージャに任命された。
A社の現行システムは稼動開始されて10年が経過しており、度重なる要件追加の影響で保守性が著しく低下している。また、そのことに起因する商用故障も発生している。そこで、システムの構造を見直し、保守性を高め現行と同等の案件を取り込む際にも10%の経費削減を目標としてプロジェクトが開始された。
プロジェクトの特徴としては、納期と品質である。
納期については、2014年3月から開始される春の商戦に間に合わせることが経営者会議での決定事項であり2014年2月末に稼動開始することが強く求められている。
品質に関しては、「稼動開始後の6ヶ月間の商用故障0件」が掲げられている。高い信頼性が求められている。
ここまで400字
つづきはこちら
うんこ漢字ドリル・・ではなく、PM漢字ドリルを!(プロジェクトマネージャ試験論文対策)
今年は、「うんこ漢字ドリル」が流行っていますよね!?
今年の流行語大賞も狙えるでしょう
で、、話を戻して
プロジェクトマネージャ試験をはじめ情報処理試験の論文対策へ
たとえば、以下10問迷わず書けます?
①しきめいれいけん
②かしたんぽせきにん
③こうていかんりひょう
④とうなんふんしつ
⑤けいやくけいたい
⑥うけおいけいやく
⑦いにんけいやく
⑧はけんけいやく
⑨とりひきじっせき
⑩れんけいしけん
■答え
指揮命令権 瑕疵担保責任 工程管理表 盗難紛失 契約形態
請負契約 委任契約 派遣契約 取引実績 連携試験
間違えた方、思い出すのに時間かかった方・・
論文で時間オーバーになる可能性高いです。
職業柄普段PCを使っていると、漢字を読めるが「書けない」(思い出せない)ことがあると思います。
論述試験では実は『致命的な問題』であるが、どのテキスト・問題集を見ても漢字に特化した練習がないんですね。
講評でも「誤字脱字の多さ」(文書が幼稚に見える)との指摘があったこともあります。
プロジェクトマネージャ試験7つの突破口の突破口5では、
論述でも多く使われる熟語を200以上集め、プロマネ漢字ドリルとしています。
youtube説明
プロジェクトマネージャ試験 論文対策~骨子作成・論文サンプル
プロジェクトマネージャ試験 論文対策~骨子作成・論文サンプル
実際にA判定をもらった論文(平成29年問2)を基に骨子作成の流れを説明します。
論文の骨子作成は5分が目標!
5分で行うためのテクニックを説明します。
まず、問題文は以下(IPAホームページ参照)
設問は以下
ここで大切なのは、設問で問われている内容をもれなく答えること!
これが出来てなければ文書的に素晴らしくてもB評価以下となる場合がある。
まずは、設問部分をベースに題目を作成する。
■骨子案
1プロジェクトの特徴と品質管理計画で考慮した点
1.1プロジェクトの特徴
1.2品質管理計画を策定する上で考慮した点
2品質管理計画の策定と実施について
2.1品質管理計画の策定
2.2品質管理の実施について
3実施計画の評価と今後の改善点について
3.1実施内容と結果の評価について
3.2今後の改善点について
以下の講座で動画で徹底解説しています。
■本文から論文で問われている内容を当てはめる
先程作成した骨子に対して、本文での説明内容が、どの項番の話題に当てはまるかを確認する。
上記と色で対応付けています
↓
1プロジェクトの特徴と品質管理計画で考慮した点
1.1プロジェクトの特徴
⇒品質目標について記載(全体の整合性)
1.2品質管理計画を策定する上で考慮した点
・品質管理計画を策定して品質管理の徹底を図る必要がある
・プロジェクトの事例や全社的な標準として提供されている品質管理基準をそのまま適用しただけでは、プロジェクトの特徴に応じた品質状況の見極めが的確に行えず、品質面の要求事項を満たすことが困難になる場合がある。
※過去指標の流用×今回のプロジェクトの特徴⇒論点
2品質管理計画の策定と実施について
2.1品質管理計画の策定
・信頼性などシステムに要求される事項を踏まえて、品質状況を的確に表す品質評価の指標、適切な品質管理の単位などを考慮した、プロジェクトとしての品質管理基準を設定すること
・品質管理の単位が小さ過ぎると、プロジェクトの進捗及びコストに悪影響を及ぼす場合もある。
2.2品質管理の実施について
・品質評価の為の情報の収集方法、品質評価の実施時期、実施体制などがプロジェクトの体制に見合った内容になっており、実現性に問題が無いこと
3実施計画の評価と今後の改善点について
3.1実施結果の評価について
・摘出した欠陥の件数などの定量的な観点に加えて、欠陥の内容に着目した、定性的な観点からの評価も行うこと
3.2今後の改善点について
⇒例無し
それぞれの例を参考にして、論文の具体的内容を組み立てていく
実際には、上記の内容は頭で対応づけて、
本文にキーワードを書いていく(とにかく時間を短縮する訓練をする事)
5分以内が目標!!!
今回の論文設計の流れ
★部分がないと多分B評価以下
詳細は、以下の講座で動画で徹底解説します。
プロジェクトマネージャ試験7つの突破口
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■再現論文については別に詳しく説明しますが、
1.1 と1.2について 記載しておきます。
2017年4月16日 プロジェクトマネージャ試験 午後Ⅱ 問2 再現論文
◆事前アンケート
プロジェクト概要:情報通信機器販売会社(A社)顧客管理システム再構築プロジェクト
立場:大手SI企業 プロジェクトマネージャ
管理対象人数最大:15名
工数:200人月
期間:2013年4月~2014年2月
制約事項(プロジェクトの特徴)
納期:2014年3月から開始される春の商戦に間に合わせること
品質:商用故障0件(商用故障多発が経営課題)
※過去の類似プロジェクトは商用開始後6カ月で平均4件の商用故障が発生
システムの利用人数:各都道府県に2店舗×4人=300人位(端末100台位)
■1章⇒800字以内 2章⇒800~1600字 3章⇒600字以上
1プロジェクトの特徴と品質管理計画で考慮した点
1.1プロジェクトの特徴
私は大手SI企業(B社)に勤めて15年になる。今回論述するのは情報通信機器販売会社(A社)の顧客管理システム再構築のプロジェクトである。
私がA社の現行システムに携わったことから、再構築プロジェクトのプロジェクトマネージャに任命された。
A社の現行システムは稼動開始されて10年が経過しており、度重なる要件追加の影響で保守性が著しく低下している。また、そのことに起因する商用故障も発生している。そこで、システムの構造を見直し、保守性を高め現行と同等の案件を取り込む際にも10%の経費削減を目標としてプロジェクトが開始された。
プロジェクトの特徴としては、納期と品質である。
納期については、2014年3月から開始される春の商戦に間に合わせることが経営者会議での決定事項であり2014年2月末に稼動開始することが強く求められている。
品質に関しては、「稼動開始後の6ヶ月間の商用故障0件」が掲げられている。高い信頼性が求められている。
1.2品質管理計画を策定する上で考慮した点
プロジェクト立ち上げ時、今回の「商用故障0件」の高い品質目標を達成するため、品質管理基準を作成することとした。
そこで私は、現行システムのプロジェクト完了報告書や、類似プロジェクトの完了報告書の指標値を基に品質管理基準を策定することとした。
しかし、品質管理基準をそのまま適用しただけでは、今回の「商用故障0件」の目標を達成できない。なぜならば、過去の類似プロジェクトでは商用開始後6ヶ月間に平均4件の商用故障が発生しているからだ。
そこで私は、今回のプロジェクトの特徴に応じた重み付けを行うこととした。
詳細は、以下の講座で動画で徹底解説します。
プロジェクトマネージャ試験7つの突破口
プロジェクトマネージャ試験7つの突破口
プロジェクトマネージャ試験 に合格しました!~勉強対策方法をご紹介します~
プロジェクトマネージャ試験勉強対策方法
■平成29年春 プロジェクトマネージャ試験に合格しました |
|
平成29年春プロジェクトマネージャ試験に合格しました ので勉強方法について、共有します。 これから試験を受けられる方の参考になればと思います。 |
■今回合格率 |
13.1%(合格者/受験者 1521人/11596人) |
■受験対象者像(IPAホームページ抜粋) |
システム開発プロジェクトの責任者として、プロジェクト計画を立案し、 要員や資源を確保し、計画した予算、納期、品質の達成について責任をもってプロジェクトを管理する者 基本情報技術者に合格⇒応用情報技術者に合格した人が次のステップとして受験する方が大半です。 |
■勉強するにあたって |
すべて基準点以上で合格となる(60点以上、論文はA評価)
午前Ⅰ(50分 30問(四肢択一))
午後Ⅰ(90分 3問の内2問を選択)
午後Ⅱ(120分 2問の内1問を選択し論述)
「管理者」として論述しないといけないので、「メンバの設計作業を手伝った」と記載した時点で不合格となる(普通に現場ではあるとは思いますが)
|
◆午前Ⅰ(択一) |
今年は免除でしたので去年のやり方で・・
昔と違って今は、youtubeで無料で応用情報技術者(基本情報含む)の動画解説を掲載している会社があります。
かなりのクオリティなので午前対策としては、本を読んで理解するより、この動画解説の方が分かりやすいし効率的です。 |
■午前Ⅱ(択一) |
-プロジェクトマネージャ午前過去問スマホアプリ(無料) 午前Ⅰ対策+午前Ⅱ過去5年分の答え覚えておけば、突破できます。 昨年80点だったので今回は殆ど勉強せず(今回68点に下がってしまいましたが・・) |
■午後Ⅰ(記述式)150時間位 |
-プロジェクトマネージャ試験7つの突破口
1問当たり45分以内で解く訓練とIPAの解答にたどり着くまでの文脈の探り方の訓練 |
■午後Ⅱ(論述)50時間位 |
-プロジェクトマネージャ試験7つの突破口
論文をまともに手書きで書いていると時間がかかるので、書くべき内容の要点をまとめる学習方法にしました。 「実際の経験に基づいて書け」とは言われていますが、論旨に従った内容を実際に経験しているのは、ほんの一握りだと思います。
論文で書く内容が決まった後は、90分くらい絶え間なく手を動かして論述しないと時間オーバー(文字数不足)になる位の生産性が求められます。 普段PCを使った業務なので、手書きで3,000字というのはかなりきついです。 ラッキーだったのは今回の論旨が試験工程の品質管理だったことです。 |
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■再現論文については別に詳しく説明しますが、
1.1 と1.2について 記載しておきます。
2017年4月16日 プロジェクトマネージャ試験 午後Ⅱ 問2 再現論文
◆事前アンケート
プロジェクト概要:情報通信機器販売会社(A社)顧客管理システム再構築プロジェクト
立場:大手SI企業 プロジェクトマネージャ
管理対象人数最大:15名
工数:200人月
期間:2013年4月~2014年2月
制約事項(プロジェクトの特徴)
納期:2014年3月から開始される春の商戦に間に合わせること
品質:商用故障0件(商用故障多発が経営課題)
※過去の類似プロジェクトは商用開始後6カ月で平均4件の商用故障が発生
システムの利用人数:各都道府県に2店舗×4人=300人位(端末100台位)
■1章⇒800字以内 2章⇒800~1600字 3章⇒600字以上
1プロジェクトの特徴と品質管理計画で考慮した点
1.1プロジェクトの特徴
私は大手SI企業(B社)に勤めて15年になる。今回論述するのは情報通信機器販売会社(A社)の顧客管理システム再構築のプロジェクトである。私がA社の現行システムに携わったことから、再構築プロジェクトのプロジェクトマネージャに任命された。
A社の現行システムは稼動開始されて10年が経過しており、度重なる要件追加の影響で保守性が著しく低下している。また、そのことに起因する商用故障も発生している。そこで、システムの構造を見直し、保守性を高め現行と同等の案件を取り込む際にも10%の経費削減を目標としてプロジェクトが開始された。
プロジェクトの特徴としては、納期と品質である。
納期については、2014年3月から開始される春の商戦に間に合わせることが経営者会議での決定事項であり2014年2月末に稼動開始することが強く求められている。
品質に関しては、「稼動開始後の6ヶ月間の商用故障0件」が掲げられている。高い信頼性が求められている。
1.2品質管理計画を策定する上で考慮した点
プロジェクト立ち上げ時、今回の「商用故障0件」の高い品質目標を達成するため、品質管理基準を作成することとした。そこで私は、現行システムのプロジェクト完了報告書や、類似プロジェクトの完了報告書の指標値を基に品質管理基準を策定することとした。
しかし、品質管理基準をそのまま適用しただけでは、今回の「商用故障0件」の目標を達成できない。なぜならば、過去の類似プロジェクトでは商用開始後6ヶ月間に平均4件の商用故障が発生しているからだ。そこで私は、今回のプロジェクトの特徴に応じた重み付けを行うこととした。
■まとめ |
今回は午前Ⅰ免除でしたが、午後Ⅰ午後Ⅱ共にかなりの集中力を使うので試験が終わった時には放心状態でした。
論文がある高度区分を受けられる場合は、午前Ⅰ免除資格をあらかじめ取得した置いた方がいいと思います。 また、基本情報技術者に合格された方は、記憶が新しいうちに応用情報技術者の勉強を開始することをお勧めします。 ここまで読んでいただきありがとうございました。 |
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以下の内容を動画解説
続きはプロジェクトマネージャ試験対策7つの突破口へ
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見積り前提
■1日あたりにどれくらい作業しなくてはいけないか? ) |
80ブロック/10日 = 8ブロック/日 ※スキルの違う3名の作業員を雇うことにした |
■作業員1日(8時間)あたりの生産性 |
作業員A 1ブロックあたり2時間 1日あたり⇒8時間/2時間=4ブロック 作業員B 1ブロックあたり4時間 1日あたり⇒8時間/4時間=2ブロック 作業員C 1ブロックあたり4時間 1日あたり⇒8時間/4時間=2ブロック 上記より4+2+2=8ブロック/日 |
■作業員の時給・人件費 |
作業員A(ベテラン)1時間当たり3万円 作業員B(見習い) 1時間当たり1万円 作業員C(見習い) 1時間当たり1万円 |